音楽は、
「ちゃんと聴こう」と思って聴くものじゃなくて、
だいたい生活の端っこで流れている。
朝の支度をしているとき。
夜、フライパンを洗いながら。
外に出かけるほどでもない休日の午後。
気づいたら、流れている。
朝は、声が強すぎないもの
朝は、
元気が出る曲より、
邪魔にならない音がいい。
歌詞が前に出すぎないものや、
声が少し低めの曲。
コーヒーを淹れている間に一曲終わるくらいが、
ちょうどいい。
夜は、何度も聴いた曲
夜に聴くのは、
新しい音楽より、何度も聴いた曲が多い。
初めて聴いたときの感動はもうないけれど、
「ここでこの音が来るな」とわかっている安心感がある。
疲れている日は、
知らない刺激はいらない。
出かけるときの音楽
少し遠くまで出かける日は、
いつもよりテンポのある曲を選ぶ。
旅のBGMというより、
歩くリズムを整えるための音楽。
駅までの道や、
知らない街の交差点が、
少しだけ映画みたいになる。
プレイリストは、増えたり減ったり
プレイリストは、
きれいにまとめていない。
気分が変わると、
急に一曲だけ消したり、
何ヶ月も同じ曲が残っていたりする。
そのときの暮らしが、
そのまま並んでいる感じがして、
わりと気に入っている。
音楽があるだけで
音楽があるから、
生活が変わるわけじゃない。
でも、
何でもない時間が、
少しだけやわらかくなる。
それくらいの距離感が、
今の自分にはちょうどいい。
最後に
このブログでは、
料理のことや、出かけた日のことと同じように、
音楽のある日常も書いています。
特別な一曲じゃなくて、
「よく流れている音」の話。
そんな記事が、
誰かの生活の端っこにも、
そっと置けたらうれしいです。

